ラブコメ その2
欧米はノッティングヒルの恋人みたいに、2人は結ばれるのか、というのがストーリー。
日本はタッチのように、2人のうちどっちと恋人になるか、というストーリーになる。
欧米は運命的で日本は選択的。
同じラブコメという語でも、日本の作品と欧米の作品ではだいぶ違う話を指している。
日本のラブコメのこの傾向はタッチやうる星やつらなど40年前からある傾向。しかも少年向けで目立ち、少女マンガではあんまり見ない。少女漫画は運命の人と結ばれるのか、という欧米型が目立つ。
理由は分からないが、1980年代に何かがあって、こうなったのだろう。
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タッチ
まあ、タッチも日本のラブコメの中ではやや特殊な構造。
主人公がタイプの違う両極端な2人の異性のうち、どっちと付き合うか選択する、という構造が日本のラブコメですが、タッチは主人公が選ばないで、浅倉南という準主役(主要だが主役ではない)が選ぶのでね。
なのでより正確な具体例はニセコイかな?
主役(一条)がタイプの違うヒロイン2人(桐崎と小野寺)のうち、どっちをとるか、という基本構造があります。他のヒロインは話を膨らませる役割を担ってますが、つまりはその程度の扱いに留まっています。
「王道」と言われる程、典型的な日本のラブコメの構造してますから、それを楽しむにはうってつけです。
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この話の続きは明日にでも。
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